スマホ機種変更

1.概要

・背景や概要

スマホの買い替えや譲渡などによる機種変更について。
機種内のデータ移行や再ログイン以外にも幾つか注意点がありますので、以下簡単にまとめます。

簡単な移行作業はキャリア店舗等でも有料で行ってもらえますが、おそらくやってもらえない作業もあるのではと思います。

※Androidの場合ということでご了承。

2.手順や必要書類

(1)手順

①移行先スマホへのSim差し替えやeSim有効化

②移行先スマホへのデータコピー

・移行用アプリ使用や、Googleアカウントでのバックアップ+復元

「連絡先」「写真・動画」「Googleカレンダー」「SMSメッセージ」「Wi-Fi設定」「壁紙」。
その他、旧端末でインストール済みアプリも新端末でインストールされる。

・その他のファイルについては、移行元-先間の有線または無線接続によるファイルコピー

DownloadやDocumentsフォルダ等にある写真・動画以外のファイルについては、個別にコピーする必要がある。

③新端末でのログイン

・銀行やクレジットカード
※口座情報やカードの再登録が求められる。
・SNS関係
※電話やSMSによる二段階認証ならば問題無いが、認証アプリ(固有スマホでのワンタイムパスワード発行)での二段階認証の場合はやや注意が必要。

④その他の移行操作

「認証アプリ」「Line等のコミュニケーションツール」「電子マネー」「電子決済アプリ」
「マイナポータルのスマホ電子証明書」など。

・旧端末で表示したQRコードを新端末で読み取り。その逆
・旧端末で無効化の後、新端末で有効化
・旧端末で残高を預けて、新端末で受取る
・旧端末で設定ファイル等を出力、新端末で読込み
・アプリの移行用パスワードを控え、新端末でパスワード入力

意が必要なのは旧端末を使用するケース
単にID/PASSでログインしたり、SMSや電話認証での二段階認証で済むものについては問題にならない。

(2)少々面倒な操作

アプリ等用途備考要注意度
楽天ペイ電子決済・新端末でログインしSMS認証、登録クレカについてセキュリティコード入力
※楽天EdyやモバイルSuicaの移行が済んでいれば、それらの連携は簡単。
appllio/機種変更時に楽天ペイのアカウント情報を引き継ぐ方法
楽天ペイでの楽天Edyの利用について/機種変更する場合、どうすればいいですか?
Paypay 〃・新端末でログインする際、旧端末(ログイン済)のQRコード読み取り★★
Googleウォレット
※楽天ペイやPaypay同様の電子決済サービス。使用可能な店舗が少ない段階では必要性低。
 〃・新端末で再登録
モバイルSuica電子マネー・旧端末のモバイルSuicaアプリからサイフケータイ経由でカードを預け、新端末にて同様の操作で受けとる
※移行し忘れるとカード再発行の手続きが必要となってしまう。
★★★★★
楽天Edy(おサイフケイタイ)電子マネー・旧端末で預けて新端末で初期設定
※余談:Edyカード残高はおサイフケイタイEdyへの移行出来ないが、楽天キャッシュとしてのチャージは可能。
★★★★★
おサイフケイタイ
※Felica搭載スマホをカード代わりにして、非接触での電子マネーやポイントカード使用を可能にする。
電子決済(非接触)・再登録が必要
電子マネーの番号が変わるので、残高移行必須
★★★★★
マイナポータル/スマホ用電子証明書
※スマホ内にマイナポータル用の電子証明書を生成し、マイナンバーカード読取りを省略してPINコードまたは生体認証でのログインを可能にする。
スマホ認証引継ぎ作業が必要
※引継ぎしないと面倒なことになる。
機種を破棄や譲渡する際も失効必須。
★★★★★
Google Authenticator二段階認証・今はgoogleにログインすれば認証アプリ設定も同期される
※ただしアカウント同期される利便性の反面、セキュリティ上でのリスクを懸念する方もいる(下記リンクご参照)
志木駅前のパソコン教室・キュリオステーション志木店のブログ/Google認証システムのアカウント同期は安全なのか。「これは便利」で済ませられないセキュリティリスク
★★★
Microsoft Authenticator 〃・新端末でログイン時に2桁数字表示。旧端末で2桁数字の3択入力することで移行★★★
GビズID 〃・旧端末で解除操作したあと新端末で登録
gBizID/スマートフォンアプリ認証解除
★★
X・認証アプリ使用の場合は移行必要
Facebook 〃
Zoom・認証アプリでの二段階認証登録している場合は中々に注意
※認証アプリを移行し忘れると、二段階認証解除の手続きが比較的面倒になると思う。
★★
Line・新端末でログイン時に旧端末で表示されたQRコード読み取り★★

5.ご参考HP

6.更新履歴

・2024/04/14:ページ公開

オープンデータ

オープンデータ例備考
総務省統計局/「政府統計の総合窓口(e-Stat)」
内閣府/「地域経済分析システム(RESAS)」
デジタル庁/中央行政のオープンデータポータル」
デジタル庁/「e-Govデータポータル」データベースサイト一覧
東京都/東京都オープンデータカタログサイト」
気象庁/過去の気象データ・ダウンロード」気象データを使ってみませんか

お勧めスマホアプリ

1.概要

基本的に大きな作業はPCで行った方が効率良しですが、スマホ(タブレットも)特有の携帯性や手軽さを生かしてアプリも活用すれば、さらに便利です。

本記事では、個人的にお勧めのスマホアプリを紹介していきます。
無料・有料に関わらず載せていきますので、実際に利用される際はご注意ください。

2.おすすめアプリ

アプリカテゴリ有・無料備考
ファイルマネージャーファイル管理無料フォルダ構造やファイルの場所把握に便利。
他にもあるが、おそらく定番。

※プレミアム版(800円)だと広告非表示はじめ色々特典が付く。
Nova Launcher ホームホーム画面カスタム無料ホーム画面を色々カスタマイズできる。
標準だとアイコンサイズや間隔が大きく、一画面で表示可能なフォルダやアプリ数が限られるが、本アプリを利用すれば一画面内に詰め込むことも可能。

有料版「Nova Launcher Prime」は499円。
bit六法
apple版
法律無料e-Gov法令や最高裁HPの規則・判例と連携して表示してくれる。何といっても軽いし見やすい。
類似アプリに「And六法+判例」もある。

広告非表示は有料。
関数電卓 Panecal電卓無料複数行での計算、履歴表示や再利用、関数使用可能。
有料版「関数電卓 Panecal Plus」は300円。
類似アプリに「万能電卓:多機能計算機」等もある。

※大量の計算はエクセルが便利だが、簡単なチェック程度ならば電卓アプリが良い。打ち間違い時の修正が簡単にできるのが何より大きい。
QRコードリーダー – 公式キューアールコード読み取りアプリQRコードリーダー無料瞬速読み取り可能。本当に爆速なので驚く。
qrコード読み取りアプリ」(QR SCAN Team)も人気らしい。
集中|勉強・仕事のモチベーション時間管理無料ポモドーロ(短い作業と休憩の繰り返し)用のアプリ。要は小タスクレベルでのタイマー。
結果の集計表示も可能。

※以前、知人が「Focus To-Do」を紹介していたのだが、いまいち用途が分からなかった。
おそらくスケジュール管理が予定から下るトップダウンだとすれば、ポモドーロは逆に実践を通して確実に予定を確保するボトムアップ的要素があるのかもしれない。

3.更新履歴

・2023/06/14:ページ公開

Chrome高速化/試験運用機能の使用

1.概要

(1)背景や概要

代表的なWEBブラウザの一つ「Google Chrome」。
現在はある程度のPC性能があれば、さほどストレス無くウェブ閲覧ができますが、さらに高速化すれば遷移に伴う待ち時間を節約でき、情報収集の面でとても有効です。

方法としては「履歴やキャッシュ削除」「高速化ソフトや拡張機能の使用」「試験運用機能でのon・off切り替え」があるかと思います。

この記事では「試験運用機能」について紹介します。

(2)要件

・Google Chrome愛用者向け
・試験運用機能は動作保証対象外なので、承知のうえ使用する必要がある

(3)メリットとデメリット

①メリット

・ウェブ閲覧での画面遷移やページ移動時の動作が早くなる
※スムーズ機能をoffにすると味気無いかもしれないが、文章を読む上では効率的だし目にも優しいと思う。

②デメリット

・動作保証外であるため、予期しない不具合が起きても自己責任
※各設定項目の内容を理解した上で設定変更する必要がある

2.手順や必要書類

(1)手順

①検索バーに「chrome://flags/」と入れて、試験運用機能立ち上げ

②必要に応じて項目の設定変更

※[enable][disable][default]など。

③再起動

※右下の「Relaunch」をクリックすれば、閉じて自動で起動してくれる。

(2)設定項目

項目備考お勧め設定
Enable Reader ModeAllows viewing of simplified web pages by selecting ‘Customize and control Chrome’>’Distill page’
閲覧モード表示
(閲覧モードを使わないなら)Disabled
Smooth ScrollingAnimate smoothly when scrolling page content.
ページスクロール時に、スムーズなアニメーションとなる
Disabled
※紹介サイトの多くで「enable」にとあるが、スムーズにすると遅くなるので逆かと思う。
Override software rendering listOverrides the built-in software rendering list and enables GPU-acceleration on unsupported system configurations.
ソフトウェアでの描画をGPUへ切り替え
(そこそこのGPUを積んでいるなら)Enabled
GPU rasterizationUse GPU to rasterize web content.
ウェブコンテンツの画像変換にGPUを使う
(そこそこのGPUを積んでいるなら)Enabled
Zero-copy rasterizerRaster threads write directly to GPU memory associated with tiles.
GPUが直接メモリに読み書きする
(そこそこのGPUを積んでいるなら)Enabled
他に無難そうな設定があれば追加予定。
ただし、設定は自己責任でお願いします。

3.注意点

設定によってはセキュリティに影響する場合もあるようなので、事前に内容をシッカリ把握する必要があります。

もし挙動がおかしくなった場合は、右上の「Reset all」をクリックして設定を初期化すれば元に戻せます。
とりあえず「Enable Reader Mode」「Smooth Scrolling」を切るだけでも全然違うかと思います。

4.ご参考HP

【2019年版】Google Chrome(グーグルクローム)高速化!軽量化を実現する裏ワザまとめ

Google Chromeを今よりも高速化!軽くする/設定方法

5.更新履歴

・2023/05/11:ページ公開

多ボタンマウスの活用

1.概要

(1)背景や概要

PC操作における必須アイテム「マウス」。
無線ならばデスク周りがスッキリしますし、多ボタンを備えたマウスであれば様々なキー割り当てをすることで、効率的なパソコン操作が可能になります。

ここでは、割り当てすると便利なキー操作をいくつか紹介します。

(2)要件

使用するPCに対応するものであれば基本的に問題無し。
PCにBluetoothが備わっていなければ、近距離無線レシーバー付きのマウスや別途Bluetoothレシーバーを買うと良いでしょう。

(3)メリットとデメリット

①メリット

・不慣れなキー操作を割り当てることで、マウスで効率的な操作が行える
・マウス操作に慣れてくると、今度は同じ操作をキーボードでのキー操作で行うようになる
※つまりマウスかキーボードのどちらで行うのが良いか最適な方法を模索するようになる。
個人差はあるかも?
・上の模索によって、結果としてショートカットキーなども覚えられる

②デメリット

・マウス等の費用がかかる
・マウス操作に頼っている段階だと、多ボタンマウスが無い場合に不便に感じる
・キー操作を覚えてくると、今度は何を割り当てた方が良いかが難しくなる

2.手順やお勧めの割り当てキー

(1)手順

①多ボタンマウスの購入

②設定用ソフトのインストールと割り当て

大抵の場合、マウスに付属ソフトへのリンクやCDがついている。

③あとは使いこなすだけ

(2)お勧めの割り当てキー

個人的なお勧めを以下に載せます。
何か取っておきのを見つけたら、追記するかもしれません。

キー備考
[F5]:ウェブページ等の更新これはおそらく定番。
マウスだけ片手で操作しているときも、使用頻度が非常に多い。
[Ctrl + (PGDN)or(PGUP)]:タブ移動。右or左・エクセルのシート移動に使えるメリットが大きい
※Fnキーとの同時押しが必要な場合は設定に注意。
・アプリによっては[Ctrl + (Tab)or(Shift + Tab)]しか効かない場合があるので、アプリ内設定で左のキー操作に変更するか、マウス割り当て時にアプリを指定するのが良い
[Alt + (←)or(→)]:戻るor進むウェブブラウザやエクスプローラ上で頻繁に使う。
[(ダブル)or(トリプルクリック)]:単語選択or行選択これは意外と盲点では?
コピペや検索などで結構重宝するはず。
[(Ctrl)or(Alt) + F4]:タブ閉じorアプリ終了キー操作でも良いのだが、マウスのみで片手操作しているときは重宝する。
[Alt + (PGDN)or(PGUP)]:エクセルで横スクロール。右or左おそらくエクセル以外では使わないと思う。
※エクセルでは[Shift + ホイール]が使えない。
  不慣れな内は・・・
[(PGDN)or(PGUP)]:1ページ進むor戻るマウスホイールでのページ移動はスムーズだし調整が効くのだが、目に悪い気がする。
[(Home)or(End)]:ページ最上or最下へ移動マウスをギュンギュン回すことが無くなる。
[(音量up)or(音量down)]パソコンによってキー操作が異なるので、覚えるまで割り当てておくと意外に便利。
[Shift + F5]:テキストエディタ「Mery」で日時を入力使用頻度は低いが、覚えるまで割当しておくのも有り。

3.当事務所のサポート内容と料金

特にサポートすることはありませんが、実家の商店を介してマウス等を安く購入することが出来ます。
操作や設定で不明なことがあれば、お教えすることも可能です。

4.ご参考HP

-西ノ丸浩之助/「参考6」PC操作/多ボタンマウスの利用例

5.更新履歴

・2023/05/08:ページ公開
・2023/05/09:お勧め割り当てキーの追加

Googleレンズの利用法

1.概要

高齢者やスマホに不慣れな方は、おそらく文字打ちによるネット検索も若干面倒に感じるのではと思います。
そのような場合は、Googleが提供するツール「Googleレンズ」を利用することで調べものが楽になります。

ただし、読み取りや撮影可能な視覚的な対象がある場合に限ります
例えば資料を読んでいる最中で、知らない単語の意味調べや翻訳、写真・画像の対象を調べたりするのには便利です。

2.手順

(1)レンズ起動

・左上の雷(?)マークを押せば、ライトをオンオフできる

(2)「翻訳」や「検索」などの機能選択

・翻訳
・文字
・検索
・宿題
・ショッピング
※それぞれ特化して検索できますが、使用頻度が高いのは「翻訳」「検索」かと思います。

(3)カメラ内に被写体を入れて撮影

※翻訳の場合は、撮影せずともリアルタイムで翻訳可能。
例えば、外国語字幕のみの動画などの視聴にも使える。

3.ご参考HP

-西ノ丸浩之助/「参考9」Googleレンズ/文字検索例

4.更新履歴

・2023/05/05:ページ公開

区長・行政嘱託員管理シート(いわき市)

1.概要

(1)背景や概要

区長や行政嘱託員の事務処理を効率化するための自作シートです。
世帯情報の管理と報告、区費領収や謝礼支払の手間を減らすことが目的です。

OneDrive上に記入例と共にアップロードしました。
会計報告に向けた複式簿記での仕訳例も置いてあります。

提出書類の様式はいわき市のものですので、他の地域には対応していません。

(2)要件など

区長や行政嘱託員、会計係の方の利用を想定。
使用のために、パソコンの操作技術がある程度は必要です。

(3)メリットとデメリット

時間・労力節約のメリットは大きいですが、デメリット部分も多いので利用には注意が必要です。

①メリット

集計や自動転記
上手く使えば、紙面管理と比較して大幅に時間・労力を削減できる。

②デメリット

柔軟性が低いため役所側の変更に対応しにくい
重要かつ急ぎの場合は、紙面で手書きの方が早く確実。
修正部分が少なく修正液や取消線で支障無ければ、コピーして部分修正の方が楽。

・提出書類の様式もいわき市に限定されている

・ある程度のパソコン操作スキルが必要
スマホでも使えなくは無いが、表示範囲が狭い為おそらく使いにくい。

情報漏洩のリスク
利用者のウイルス対策や管理が不十分だと漏洩の危険性がある。
エクセルシートやpdfにパスワードを設定するのが望ましい。複数ファイルをパスワード付きzipなどで固めるのも良い。
構成員の氏名や簡単な数字(つまり集計に用いる最低限の情報)以外をデータ化するのは避けた方が良い。

2.利用手順など

(1)利用手順

①基本情報の入力:[設定]シート

・「名前番号」「or」「嘱託員区長情報」「区費、組(班)長への謝礼事務費支払いの額」などを入力
組か班かの選択を後で変えると集計に影響が出るので、最初の入力は間違えないよう注意

・「提出日」「領収日」「支払日」はその都度変更
日付書式で入力できるが、日付が確定していなければ日付のみ空白の文字列入力でも良い

・「反映日
[一覧]シートで集計したい更新日に一致させる
入力方法は同年なら<月/日>、年から指定したければ<年(西暦またはr数字)/月/日>。

②世帯情報の入力:[一覧]シート

左表が入力欄
・一行目に更新日、二行目以降に組(班)番構成員情報を入力
[設定]シートの反映日に符合する更新日の情報が集計される
・新規加入:[新規]、継続:[]、組(班)長:[組長or班長]、区長:[区長]、その他:[]

③その他任意記載部分の入力:各シートの非ロック部分

・[世帯情報内訳]:合計は確認のうえ手動入力
・[協賛金など]:タイトルや協賛者部分
使用可否は提出先に確認
・[挨拶]:日付、本文、郵便番号、フリガナ
郵便番号半角数字7桁フリガナ部分はセルにカーソルを置いた時点で半角フリガナでの入力が可能。記載やシート使用はもちろん任意。

④必要に応じて印刷:pdf化または直接印刷

[領収・支払][協賛金][挨拶]など複数枚印刷する際は、[セル範囲選択]か[列選択]→印刷(Ctrl+p)→[選択部分のみ印刷]で、必要に応じてページ指定。

(2)各シートの説明

シート名備考
設定基本情報入力用。各シートへの転記等に使用される。
最大数は組(班)数:30、構成員:200
一覧区の構成員情報。集計に用いる元データ。
世帯数報告書市への提出様式。[設定][一覧]シートから自動生成。
世帯数内訳書 〃。合計以外は自動生成。
合計は手動入力が必要なので、ご注意
異動届 〃。異動内訳以外は自動生成。
協賛金など協賛金や寄付金の協力賛同者管理用。
一枚目のタイトル部分は変更可能。
配布・領収管理各組・班長用の配布・区費領収、組・班長への謝礼・事務費の管理表。
対象日における情報になるのでズレに注意。また区費の月割には対応不可
[領収・支払]シートへ転記されるBR、BS列は手動入力なのでご注意
領収・支払区費領収や謝礼・事務費支払い時の引き換え用。
※印刷は列選択のうえページ範囲指定推奨。複数枚印刷でズレる場合は余白調整して下さい。
挨拶組・班長への挨拶や添え状など。
日付と本文は一枚目に入力すれば二枚目以降に自動転記される。任意で郵便番号とフリガナも入力可能。
その他簡単な連絡先管理や事件簿。
おそらく、ほとんど出番は無いと思われる。

・記入例と説明画像

(3)問い合わせ先

使い方などの簡単な問い合わせでしたら「行政書士西丸浩事務所」まで。
TEL:0246-84-5561 / 0246-84-5586
メール:gyosei(アットマーク)saimaru-office.com

3.注意点

・クラウド上での使用は印刷内容にズレが生じ兼ねないので、非推奨

・役所側の様式変更への即座の対応は困難
※手書きでの追記や微修正が可能ならば、それが望ましい。

・領収書や支払明細書は場合によっては、エクセル→ワードへの差し込み印刷で作成した方が簡単
※当シートでは操作が省かれ自動で一覧表示できる分、柔軟性に欠ける。

4.サポート内容と料金

(1)サポート:特になし

(2)料金  : 〃

5.ご参考HP

-西丸のone drive
「k_区長&行政嘱託員シート」

※自作会計ツールの元データは以下。
「k_会計ツール」

6.更新履歴

・2023/04/07:ページ公開
・2023/04/20:テキストURL部分の修正
・2023/09/21:シート修正/[設定]シートの対象日を入れない場合の動作修正

バックアップ方法の例

1.概要

(1)背景や概要

仕事用PCでの万一の故障に備えた、簡易かつ効率的なバックアップ方法の一例を紹介します。

※RAIDでの多重化やクラウドでの同期など自動的なバックアップは、ここでは考えないこととします。

(2)目的

1.簡単な操作
・例えばバックアップ対象のフォルダやファイルが散在していると、面倒になる
実ファイルを集約し、ショートカットで配置のうえ使用するとバックアップが楽
2.短時間
・ファイル数多やサイズ大、全バックアップだと当然時間がかかる
普段からファイル整理したり、差分バックアップを併用するのも手。

(3)メリットとデメリット

・メリット
バックアップが習慣化でき、万一の場合の備えになる。
・デメリット
普段から整理の習慣が必要となるので、その点は手間かもしれない。

2.手順や必要書類

(1)普段の整理や設定

①記憶領域を複数パーティションで区切る
・単一記憶装置だとしても、OSやアプリ用とデータ保存用の領域とで分けた方が吉
OS用のドライブ(C:)に対してデータ用のドライブを作成。
・ドライブ名は「Z:」でも「X:」でも自分が区別できれば何でも良い

②データ用ドライブ上に大カテゴリでのフォルダ作成
・例)「1_業務」「2_趣味」「3_参考」「4_その他」など
その下に実ファイルを作成していく。

③デスクトップやダウンロード、ピクチャなどにショートカットを作成
・②で作ったフォルダに対して、また仕事で優先度が高いフォルダへのショートカットを作成する
※[Altを押しながらドラッグ&ドロップ]や、Windows10以前なら[右クリック→s]で作成後カット&ペースト[Ctrl+(x→v)]。
・優先度が高い一時ショートカットには、例えばt_1~t_9等とアルファベットに連番を付けておくと並び替えされるので、エクスプローラー上で探しやすい
・基本フォルダにはあまり置かない
[デスクトップ]:必要最小限のショートカットのみ。アプリのショートカットもゴミ箱や解凍圧縮ソフト以外は置かない方がベター
※アプリはスタートメニューや下のタスクバーに置くか、ショートカットキーでの起動が便利。
[ダウンロード]:基本的には空にしておく方が良い。
データドライブからのショートカットを置いて、バックアップ対象に出来るようにしておくと吉。
例:「Z:4_その他\t_temp」 → 「ダウンロード\t_temp – ショートカット」
[ピクチャ]:スクリーンショットや写真保存先のショートカットを置いておくと吉。
別にピクチャフォルダを使わずともデスクトップでも良い。

④Cドライブ上に作成されるデータについては、データドライブ上に保存先へのショートカットを作っておく
例:メーラーのデータファイル保存先 → Z:4_その他\m_メール\メーラーのデータファイル保存のショートカット
※別にデスクトップ上でも良い。要はすぐにアクセスしてバックアップを取りやすくするのが目的。

⑤業務終了後は、整理してzipなどに固めると吉
ファイルサイズと数を減らして、バックアップ時間短縮に繋げる。
・画像ファイルは必要に応じ解像度を落として保存
・pdfも支障が無ければ連結して単一ファイルへ
※zipで固めた際にも参照しやすくなる。

(2)バックアップ

①外付けHDDへのコピペ

コピー元と先を間違えないように細心の注意

・外付けHDDを繋ぎ、Z:フォルダ内を全選択[Ctrl+a]してコピペ[Ctrl+(c→v)]
慎重を期すなら、LANケーブルを外してからバックアップ処理に入るのも吉。
・コピー後に必要に応じてフォルダ名を変更
例:コピー日が2023/03/25ならば、フォルダ名の後に「_20230325」を追加。
・外付けHDDは複数用意し、日・週や月単位、半年毎など用途を分けるとベター

専用ソフト等による外付けHDDへのバックアップ

①による手作業も簡単だが、専用ソフトを用いるとアレンジが出来るしコピー速度も速い

FastCopyなどの神ツールを選んでインストール
・例えばFastCopyで、Z:ドライブ下全てを外付けHDD(S:)にコピーする場合
ソース(元)「Z:\」または「Z:\*」→ターゲット(先)「S:\」
・コピー後にフォルダ名を変更しなければ、次回は差分バックアップになる
※一週間ごとに全バックアップ、他は差分にするのも良い。

・windows10以降では、標準搭載のrobocopyコマンドでリモートフォルダに同期することも出来る

(3)クローン

バックアップとは別に定期的にクローンを作っておけば、使用中の記憶媒体が破損した場合に即座の代替が可能
外付けHDDでも良いが、デスクトップPCならば内部に設置しておくと入替不要なので便利。
①使用中の記憶媒体と出来れば同サイズの記憶媒体を設置
※別にSSDで無く磁気ディスクで良いと思う。SSD換装等で余っている予備ディスクが使える。
②SSDのメーカー毎にクローニング用のソフトがあるのでインストールしておく
③普段はオフライン(アンマウント)にしておき、定期的にオンライン(マウント)にしてクローニング実施
④障害発生した際は、UEFI(起動直後にF2またはdel押しっぱなしで呼び出し)から起動順番を変更して、クローンディスクでの起動

※OSやマザーボードによっては、ブートモード(LegacyかUEFIか)やフォーマット(MBRかGPTか)の問題で、そのままでは起動しない場合があるので注意。
⑤復旧後に別の記憶媒体を換装してクローニングし、そちらをメインにすれば元通り

3.ご参考HP

-窓の杜/FastCopy
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/fastcopy/

-@IT/Windowsの「robocopy」コマンドでフォルダをバックアップ/同期させる
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/0704/20/news130.html

Windows11あれこれ

Microsoftが最後と言っていたWindows10は結局最後のOSにはならず、Windows11が提供されることになりました。今度こそ最後と願いたいところ。

ある程度の使用確認やバグ修正が行われてからアップグレードしようかと考えましたが、いずれは使うことになりますし早めに慣れておこうと思い、私もWindows11に上げました。

1.Windows11への移行に関して

(1)対応CPU

CPUがWindows11対応のもので無いと、現在使用しているものをそのままアップグレードできません。
インストールメディアを作成し特殊な操作をすれば、非対応CPUでのインストールも出来なくはありませんが、システム要件的に非推奨でしょうしクリーンインストールから始める必要(※)がありそうです。※最新のISOをダウンロードすれば、アップグレードも行けるらしい。

インストール時の手動操作の他に、フリーソフト「Rufus」を使う方法もあるようです。
要件チェックを迂回するモードでインストールメディアを作成してくれるので、そのままインストールできます。

対応CPUについては、こちらでまとめて下さっています。

(2)おすすめ

おそらくWindows11に対応するCPU搭載のノートPCはもちろんデスクトップも、普通に購入したのでは高額なはず。

なので、やや型落ちのCPU(i5-8500やi7-8700など)でRAMとHDDスペックが最低限の中古デスクトップを購入し、自分でRAMとHDDを増設するのが比較的コスパが高いと思います。

RAMはDDR4の8GB、HDDはHDD500GB程度のもので十分。
そこに8GB(DDR4)×2~3枚を追加し、HDDはM.2 SSD 500GBへと換装すれば安価にwindows11対応の高性能パソコンが構築できます。

2.気になった点や問題など

問題 対応 ご参考
KB5013943適用後に特定のアプリが動かなくなった
※自分の場合はファイルからpdfビューワー用アプリ「picoviewer」が開けなくなった。
・NetFramework3.5を再インストール
[コントロールパネル]-[プログラムと機能]-[Windowsの機能の有効化または無効化]から[.NET Framework 3.5(.NET2.0および3.0を含む)の全てにチェックして[OK]
【Windows 11】KB5013943適用後にアプリが起動しなくなる不具合の対処法について
TikTokなどのアプリが既にインストールされている 不要ならばアンインストールするのみ  
タスクバー上のウィジェットとチャットが人によっては不要? [設定]-[個人用設定]-[タスクバー]からウィジェットとチャットをオフ  
テキストエディタ「Mery」が強制終了してしまう ・以前のバージョンのIMEを使う
[設定]-[時刻と言語]-[言語と地域]→[日本語]-[言語のオプション]→[Microsoft IME]-[キーボードオプション]→[全般]-[互換性]から[以前のバージョンのIMEを使う]をオン
パソコン整備士ひつじのブログ/Merry・TeraPadがWindows11-22H2にアップデート後クラッシュする
シャットダウン時にCanonプリンターのポップアップが出る ・スタートアップにキャノンのプリンタードライバー「Canon Printer Status Windows Launcher(CNAP3LAK.exe)」が有る場合は無効化 Microsoftコミュニティ/(Canon Printer の問題か?)PC操作中にWindowsシャットダウンが自動で何度も起動してしまう
右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が人によっては使いにくいはず。
※従来のような右クリック→キー操作がしにくくなった。
・レジストリ変更
windowsターミナル等から「reg.exe add “HKCU\Software\Classes\CLSID{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32” /f /ve」を実行。
※レジストリをいじるので、心配ならばバックアップ推奨。
SMART ASW/Windows 11の右クリックメニューを以前のバージョンに戻す方法【コンテキストメニュー】
サポート対象外のアプリがある
※自分の場合は「会計王19」が記帳不可能になった。
・アプリのバージョンアップ等
・Windows10以前の別PC使用
 
Windowsセキュリティで、メモリ整合性に関するアラートが出る ・メモリ整合性とはWindows11から搭載されたコア分離機能(コンピュータのプロセスをOSとデバイスとで分離。CPU仮想化を用いる)で、オンにするとマルウェア等からの保護が強化される
代わりにメモリ使用量が増えたり、パフォーマンスが低下するなどのデメリットがある。
・Windows Updateで「Windows Security platform マルウェア対策プラットフォームの更新プログラム(KB5007651)」を入れれば警告は消えるらしい
・互換性の無いドライバーの問題を潰して、強引にオンにすることもできる
(対応例)
Windows技!/Win10/Win11 メモリの整合性とは?オンにしたほうがいい?オフにする方法
(新)タイトルいつ決めるのさ/無効になっていた Windows セキュリティ の「メモリ整合性」を有効化させてみた(Windows 11)
デュードしびれるHD/usb2ser.sys消した [帰ってきた「ああめんどくせー」]
Bluetoothデバイスが表示されなくなり、Bluetoothが使えなくなった ・完全シャットダウン
[Start]-[電源]-Shift押しながら[シャットダウン]。電源を抜いてしばらくしてから起動。
・高速スタートアップを無効
[コントロールパネル]-[電源オプション]-[電源ボタンの動作を選択する]-[高速スタートアップを有効にする]の✓外し。

※コントロールパネルがカテゴリ表示の場合は[システムとセキュリティ]から[電源ボタンの動作の変更]。
コントロールパネルの開き方については以下。
・[Win+r]でファイル名を指定して実行→[control]
・[Win]→[すべてのアプリ]→[Windowsツール]-[コントロール パネル]
LAVIE/Windows 11で高速スタートアップを無効にする方法
     

3.良い点

(1)スタートメニューが以前より見やすい?

例えば「Classic Shell」でのクラシックメニューを[Win]キー。Windows11のスタートメニューを[Shift+Win]キーで立ち上がるように設定すれば、用途や頻度で分けてのアプリ起動がし易くなる。

(2)右クリックメニュー(コンテキストメニュー)でのショートカット表示が分かり易くなった

複数キーでのショートカットは覚えやすいと思う。
従来のような[右クリック→キー操作]が好きな人は、以前のバージョンに戻すのが吉。
※一応[Shift+f10]で従来メニューを直接開くことは出来る。

4.ご参考HP

Nishiki-Hub/Windows 11のCPUサポートリスト ~ 第8世代CoreプロセッサとRyzen 2000番台以降に対応

ぶいろぐ/システム要件を満たさないWin10PCを Windows 11(22H2) にノーリスクでアップデートする方法

窓の杜/Windows 11のシステム要件を迂回するモードを搭載したインストールメディア作成ツール「Rufus」

5.更新履歴

・2023/02/17:ページ公開
・2023/05/10:フリーソフト「Rufus」に関する記述など追記
・2023/07/22:「2」追記
・2024/04/20: 〃

出欠・アンケート/Google Forms

Googleが提供しているサービス「Google Forms」では、他のネットサービス同様に簡易な操作でアンケート作成ができます。

回答結果は自動集計されますので、紙面によるアンケートよりも大幅に時間節約となり便利です。
出欠確認やアンケート作成のサービスは数多くありますが、Androidスマホを持っていればGoogleアカウントも大体はお持ちですので、すぐ利用できるメリットがあります。

1.アンケート作成

(1)Google Formsのページにアクセス

以下のGoogle Formsページから「フォームに移動」し、上部左の「+」から新規作成します。
右側にはいくつか雛形があり、その下には作成済みのフォームが表示されています。

https://www.google.com/intl/ja/forms/about/

一気に新規作成に進みたければ以下。

https://docs.google.com/forms/create?hl=JA

(2)タイトルと説明入力

フォームのタイトルと説明を記載します。

それぞれ以下のように書式の変更が可能です。
・タイトル:「太字」「斜体」「下線」「リンク挿入」
・説明  :       〃      +「番号付きリスト」「箇条書き」

タイトルを入れたあと左上のフォーム名欄をクリックすれば、自動でフォーム名がタイトルと同じに入力されます

(3)各質問項目の追加

右側縦メニューの「⊕(質問を追加)」から質問を追加できます。

質問の内容によって、「ラジオボタン」「チェックボックス」「記述」「表(ラジオボタンorチェックボックス)」など回答形式を変えることができます。
回答項目の追加は[Enter]や[↓]キーで次々と行えます。

(4)設定変更

必要に応じてフォームの設定を変えます。
詳細は「設定」における項目を見た方が早いですが、よく使いそうなものを以下に記します。

①設定

-回答

・[メールアドレスを収集する]
必須のメールアドレス入力欄が質問冒頭に埋め込まれる。
デフォルトで設定しておけば、自動でチェックが入る。

・[回答のコピーを回答者に送信]
[リクエストされた場合]にすると、質問最後にコピー送信を希望するかのチェックボックスが出る。
[常に表示]にした場合は、コピーを送信する旨のコメントが出る。
回答者が必ず回答内容を確認できるようにしたければ[常に表示]推奨。

・[回答の編集を許可する]
回答後の編集を可能にする。

・[回答を1回に制限する]
チェックを入れるとgoogleアカウントでのログインが必要になる。
外した状態だと、URLを知っていれば誰でも回答できる。

-プレゼンテーション

・[別の回答を送信するためのリンクを表示]
上で回答を1回に制限しない場合に、複数回答が可能になる。
誤操作による複数回答を避ける場合は、チェックを外しておくのが無難。

②デフォルト

-[フォームのデフォルト設定]

・[デフォルトでメールアドレスを収集する]
これにチェックを入れておけば、フォーム作成時にデフォルトで必須のメールアドレス入力欄が埋め込まれる。

(5)メール送信やURL取得

右上の「送信」からメール送信やURL取得、HTML埋め込み用のコード取得が出来る。
とりあえずURL取得(短縮可能)して保存しておけば、あとはメールにコピペするだけで連絡できる。

2.回答

メール送信の場合は、届いたメール内の「フォームに記入する」から。
URL貼り付けで通知されたならば、リンクから回答ページに遷移できる。

3.結果確認

回答結果は自動集計され、フォーム作成者は「回答」から集計結果を見ることができる。

4.作成テストのスクリーンショット