防犯/着信の迷惑電話判別

 士業の方のみならず、知らない電話番号からの着信対応でお困りの方がいらっしゃるかと思います。
営業電話なら良いですが、詐欺や悪徳業者でしたら危険に巻き込まれるリスクが高くなります。
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 私が行っている方法を以下に記します。

1.迷惑電話対策

(1)電話番号検索サイトを使う

– (例)jpnumber
・類似したサイトを複数あたるのも良いと思います。
・サイトで検索しなくとも「電話番号 <かかってきた番号>」でgoogle検索すれば、いずれかの電話番号検索サイトの情報がすぐ見れると思います。

(2)知らない携帯番号の場合は電話に出ずに、留守電等で名前や要件を入れてもらう

・素性や要件が分かってから、必要に応じて掛け直せば良いと思います

(3)悪質な業者の場合は拒否設定をする

・最近は携帯でかけてくる場合が多いでしょうから、効果は低いかもしれません


2.防犯策

 上記に関連しますが、あまりネットから情報を得る習慣が無い方向けの防犯策として、以下を推奨いたします。

(1)見知らぬ相手からのSMS(携帯番号でのショートメッセージ)は放置または削除

・ネットショッピングや郵便局、配達業者から携帯番号宛にメッセージが入ることはありません
※二段階認証など、本人確認のための認証番号は例外。
・大体の場合はメールアドレスや専用アプリでの通知になります
・メールでも、amazonや楽天などを偽ったものが届く場合があります
クレジットカード情報漏洩、アカウント停止など不安を煽る内容が多いですが、デザインや文章に違和感があるので見分けがつくはずです
とりあえず本物のサイトで、詐欺メール警告などの情報を見てみましょう

(2)架空請求など怪しいなと思うものは、とりあえずネット検索で調べる

・怪しい対象の文言をそのまま検索キーワードに入れれば、大体類似ケースが見つかります

(3)警察が提供しているサービス・情報を利用する

POLICEメールふくしま
※メールアドレス「pmf01@uh28.asp.cuenote.jp」宛に空メールを送り、届いたメール内のURLリンクから知りたい情報や管轄署を選んで登録完了。
全てチェックを入れた方が様々な情報が得られますし、普段からチェックを習慣づけることで文章読解や把握能力が高まります。

 技術の発展により中身を理解せず利用することが多いですが、生活に密接に関係する部分については調べる癖をつけた方が良い気がします。
高齢化社会が進んで認知機能が低下する方が増えれば、そこに付けこまれるリスクも増加します。

 お互い、気を付けていきましょう。

(4)まとめサイト

まとめサイトをブックマーク(お気に入り)に追加しておき、定期的に確認するのも一つです。

最近では国税庁を偽装したSMSも届く場合があります(2022/9)。
連絡や通知程度なら別ですが、重要な内容がSMSで届いた時点で怪しむのが無難かと思います。

情報ウォッチャー

日本データ通信協会/迷惑メール相談センター

3.更新履歴

・2022/02/19:ページ公開
・2023/05/15:テキストURL記述部分を修正